少し前の話になりますが、店頭で上下バラにして売ってるのを見つけました。
好きな色の組み合わせで買えるのはアイデアとして面白いと思ったのですが、この手のボールペンにしては割高感があったのと、その場に好みの色が置いてなかったので購入は見送りました。
その後、通販で、ちょっと好みの色を見つけてしまい、2本買わないと上下交換できないという難点はあったものの、どっちの組み合わせも好みだったため、今度は購入したのです。
リフィルはBiCのクリックゴールドと同サイズで互換性がありました。インクは今どきのヌルヌル系なので、クリックゴールドのリフィルを無改造で入れ替えたい人はリフィルだけ購入して試してみるのも良いと思います。
しかし、似たような黒のボールペンを2本は要りません。カラー芯に入れ替えるのもクリックゴールドとほぼ同じやり方で出来ましたが、今さら1本カラー芯を増やしてみても面白みに欠けます。
そんな訳で、シャープペンにすることにしました。もちろん、このペンのシャープも発売されているのですが0.5mm一択です。この「一択」というのが気に入らない私としては、0.7mmにしてボールペンとシャープペンという、よくある組み合わせのセットにしてみました。
なお、このアンテリック・ボールペンはBiCのボールペンに比べ、内部に遊びがありません。造りがしっかりしている分、パーカー互換のリフィルを入れるとかの遊びは出来ませんでしたので念のため。
シャープペン化の手法はカランダッシュで既に紹介した通り、ゼブラのシャープ機構に4C芯を切って作ったパイプを差し込んであるだけですが、このペンではノックするのに長さが足らないので、更に内径2.5mmのパイプを7cm程度に切って被せてあります。(長さは要微調整)
注意点があるとすれば、シャープ機構を本体の先端に通すとき、ちょっと硬いことくらいでしょうか。遠慮せずグイっと押し込みましょう。でないと後で泣きを見ます。
◇ おまけ ◇
別にKIKKERLANDじゃ無くてBiCのクリックゴールドでも仕組みは同じなのですが、要するにノックする長さが合ってさえいればシャープペン化できるということです。
長さの調節はボールペンのリフィル交換と同じく竹串で、ペン先はアンテリックの逆で遊びが多くグラつくためマスキングテープを巻いています。
また、真ん中のパイプはノックするときにリフィルと竹串がズレないようにするためのカバーです。
ただし、このタイプのシャープ・リフィルはシャープ芯の追加が面倒なので、個人的には常用する予定は無く、「取りあえず、やってみた」的な、要するにネタですね。
カヴェコ・スポーツのシャープペンは0.7mm一択なので、あえて0.5mmにしてみましたが、予備芯は入れられないので、これも実用性が高いとは言いにくいです。
しかし、元々4C芯のボールペンなので、ゼブラのシャープ機構に4C芯で作ったパイプ(4cm位)を差し込めば完成というお手軽さも手伝い、ネタ的には悪くない気がします。