グラフ1000の芯ホルダー改造と言えば、シャーペン同好会 / isu on Twitter: "【改造品】ぺんてるGraph600、Smash、Graph1000の改造2mm芯ホルダーです。とか、Bungu Life Thinking: 雑司ヶ谷 みちくさ市ブングテン vol.2 筆記具改造講座編などで紹介されているタイプがカッコ良くて、真似して作ってみようとは思っていたのですが未だに作っていません。
今回は、新しい発見を求めて何気に手持ちのシャープペンを分解して遊んでいるうち、ふと、北星鉛筆の「大人の鉛筆」の内部機構に、グラフ1000の口金が取り付けられそうであると発見してしまった事から始まりました。
勿論、オリジナルの口金のようにピッタリと会うというわけではありませんが、割と硬めに締まりましたので、「これは何とか使えるのでは無いだろうか」と思ってしまったのです。
結果、何とか使えそうな状態にはなりましたが、大人の鉛筆もグラフ1000も、かなり削りまくっていますので、削った加減によってはズルズルだったり、斜めってしまって芯が出辛くなったりと、加工や使い続ける事によるによる不確定要素が大きいので、ネタ的に考えてください。
眺めている分にはカッコ良いと思います。
大人の鉛筆は内部機構の先端、口金を止める部分を残して後ろのネジ山を削り取りますが、そのままではグラフ1000の口金の中でチャックとリングが一緒に動いてしまい、芯が出てきません。
リングが一緒に動かないようにするための段差を口金の中に作るため、グラフ1000の芯タンク後部の金属部分を切って使いました。
写真の上はグラフギア500かグラフレットから取ったものですが、元は同じ物です。
少々、短くなっても使用上は問題ありませんので切って口金の中に入れるのですが、これがまたあつらえたようにピッタリで、きちんとチャックとリングが外れつつ、チャックが少し広がるだけの空間を確保できるのです。見つけたときは大発見した気分でした。(水平状態だとノックでスムーズに芯が出るので、戻り止めのゴムさえ取り付けられればノック式にもできそうです。やらないけど)
また、大人の鉛筆の芯タンクに差し込むため少し削ってみましたが、こちらは削ってみても口径が違いすぎて差し込めませんでしたので、実際には更に細いパイプを繋ぎに使っています。(大人の鉛筆は芯タンク短くせずに、ノックボタン取り付けられるよう太さだけ調節した方が良かったかも)
改造したことによる構造的な不安はあると書きましたが、個人的には見た目が大変気に入りましたので、30分程かけてノートに落書きしまくってみました。
今のところ問題は発生していませんので、当分実用してみるつもりです。
ところで、このタイプのグラフ1000芯ホルダーはちょっと無かろうと思っていたのですが、ちゃんとありました。https://www.youtube.com/watch?v=nOuWa3XxJPc
100均の2mmシャープは見たことなかったですが、今度探してみよう。