ユニホルダーを仕込む

ちょっと前の投稿でしたが、TwitterでPILOTのS3をユニホルダーで芯ホルダー化したのが紹介されていたので真似してみました。

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PILOT S3にユニホルダーを仕込む

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なかなか良いバランスなのでは無いかと

ユニホルダーが使えるとは思っていなかったので、見つけた時は目から鱗

S3のスプリングをそのまま使うとことか、よく考えられているなぁと感心しました。

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上が以前作ったやつでFaber-Castellを仕込んだもの

チャックの大きさが好みの分かれる所かな。

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チャックは引っこ抜いた後、本体に通しやすくするため削りました

 一番の注意点はこのチャックを外すところでしょうか。プラスチックの筒に差し込まれており、当然簡単には抜けないのでペンチで挟んでグリグリやるわけですが、力を入れすぎると変形して芯が通らなくなります。私は1本、これでダメにしました。

抜き取ったチャックに芯を通してみて滑りが悪いようなら1000番位の紙やすりを筒状に丸めてバリ取りする感じで中を(間違っても先端の溝を削らないように)軽く削って、更にティッシュで紙縒りを作ってコンパウンドで磨きます。

それでも滑りが悪いようなら、チャックの先端を指で軽く、そーっと広げましょう。

元々分解することは考えられていない部品を無理やり分解するのですから、リスクを伴います。また、S3の中で再組立てしたら、もう分解は不可能だと思った方が良いです。

 

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タジマのすみつけシャープ(1.3mm)にも組み込んでみました

まったくの真似だけでは何なので、応用してタジマのすみつけシャープにもユニホルダーを組み込んでみました。

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芯を出した時、チャックがどの位出てるか、調整で悩むところです

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組み立て前

スプリングは、ユニホルダーのものを3分の2位に切って使いましたが、組み立ててみるとまだ少し長かったようでチャックの動きが硬いです。使用上問題はありませんが、スプリングの長さは半分くらいで良いかもしれません(あるいは、もう少しチャックが中まで入るよう穴を広げるか)。

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今回作った2本を並べてみる

この方法、ぺんてるグラフギア500とかにも使えそうな気がするのですが、本体の内径はすみつけシャープより細いからユニホルダーのスプリングは入らないし、グラフギア500のスプリングはS3より細いし...

うーん、気が向いたら試してみよう。