パワータンクのリフィルとは言っても、「ピュアモルト」のシリーズで使われている金属製のやつです。「パワータンク スタンダード」のリフィルは使えそうなボールペンが見当たりません。
ペン先はやや細いくらいですので、長さの調節さえ出来れば使えそうに思えました。
当然ですが、中にインクが残らないよう綺麗にします。作っている時は、ここにパワータンク入れたら、それだけで使えそうな気がしていました。
最初はカランダッシュ849です。長さは丁度で調整する必要がありませんが、パワータンクが2段階で太さが変わるためオリジナルのスプリングは使えません。結局、その辺にあったノック式ボールペンのスプリングを使い、アクリルパイプを適当な長さに切ってノックできるよう調節しました。
ペン先も少しガタつくので、マスキングテープを1巻きしています。
また、パワータンク胴体部分にはマスキングテープを巻いて、スペーサーの中でカタカタしないよう調整しました。(逆さにして落ちない程度)
好み的にはもう少しペン先を出したいところなのですが、長くするとペン先が収納しきれないので我慢します。
後から考えれば当たり前なのですが、後ろのプラスチック部品がはめ込んである為、パワータンクが入りきらす、オリジナルより長くなってしまいました。
短いものは長さを足せば良いけど、長いからと言って切ったら使えないしどうしようかと悩みましたが、Bicのクリックゴールドだったら元々パーカー互換では長さ足らないんだし何とかなるかもと思い入れてみたら、何とピッタリ。
無事完成しましたが、だとするとパーカー互換のリフィルを加工する必要は無く、長さの足らない分、他のリフィルみたいに竹串等で調整すれば良いことになります。でも折角作ったので、これはこれで良しとしましょう。
さて、本家本元のパーカー互換リフィルを使う場合はどうするか。
取りあえず、長さが合えば使えるだろうと思いつつ、パーカー互換の場合、後部の切込みが無いとノックが働かなかったりするので、そこを切り取って長さを合わせます。
オリジナルのスプリングはやっぱり使えませんので、取りあえずクリックゴールドのスプリングを流用しました。
そのためにクリックゴールドを1本犠牲にするのはもったいない場合は、カランダッシュと同じように別のスプリングやパイプを使って調整すれば大丈夫だと思います。(実はまだ試してない)