2010/11/05(金) この1回に懸ける

5時30分起床。
夕べ早く寝たので起きるのも早い。
今日は、3Fonteinenで昼食を取るつもりなので、そんなに早く起きる必要は無かったのだが目が覚めてしまったからには仕方ない。風呂に入り、洗濯をしながらパンとチーズ、ヨーグルトにカンティヨンのフランボワーズで軽目の朝食を取ると、明日からのパンを買い、その後トラムに乗ってジュドバル広場へと向かってみた。
前にも来たからと用意していかなかったのが間違いで、広場の場所を憶えていない。確かミディ駅の1つ前で降りると近かったはず。と言いつつ2つ前で降りてしまい、しばらく迷った。
場所さえ確定できればGPSという文明の利器があるので何とかなるが、行く先不明では何ともならない。
久々のジュドバル広場は、相変わらずごちゃごちゃしており、特に欲しいものも見当たらなかったのと雨が降ってきたのとで退散し、再びトラムでエッテルベーク駅へ。
トラムの待ち合わせで時間がかかり12時20分発にぎりぎりのタイミング。駅に到着すると列車が遅れていて間に合いそうだったが、切符を買うのに前の人が窓口で粘って居る間に発車してしまい、結局13時10分でベールセルに向かう。
3Fonteinenに入ると、既に顔を憶えてくれている従業員が注文を取りにきたのだが、注文するものも大体決まっているので、いきなりジビエとビールを使った料理のコーナーを開いて、「これと、これは、もう無いから」と教えてくれる。
いつものようにグースとクリークを飲みながらメニューとにらめっこし、前回、前々回と「もう無い」と言われた鳥料理(キジじゃないかと思うがはっきりしない)とリーボックペッパー(山羊のはず)の煮込み、97年のグースを頼む。
しっかり料理とビールを堪能した後はショップでビールを買う。
店に居たのは息子じゃないかと思われる若い子で、Straffe Winter という見たことの無いビールについて尋ねると「2008年のランビックが非常に良い出来だったので、そのボトルを貯蔵していたものだ」と教えてくれた。
成程、ボトリングは2008年1月25日となっているし「今回限りの商品だ」とか言うので買わない訳にはいかず、それを2本と普通のグースを1本買って帰った。
宿に着いたのが16時30分くらいで、まだ大人しくしているには早すぎるだろうと、バスに乗ってグランプラス方面へ向かったのだが、折から降ったり止んだりしていた雨が少し強くなったので、フィリップダルシーでチョコレートを買っただけで再び宿に戻ってしまった。
宿では、早速 Straffe Winter を味見したのであるが、色濃く柔らかい味わいで、ほのかな甘みも感じられ、度数の8%はまったくわからない。もう何年か寝かしたらどうなるのか試してみたくなるビールだった。
ビールを飲み終えても20時台であり、練るにはまだ早かろうと思ったので、日記の整理などを行って10時頃に就寝。