2009/11/07(土) 泣いても笑っても

06:40起床。
実質、今日が最後なので寂しい。風呂と洗濯、朝食を済ますが、先日買ってきたケーキ屋さんのバケットが旨い。3フォンテーネンのグースと、クロタンを挟んでバケットをトーストしてみたが、どっちも美味しかった。
10:00頃部屋を出て歩き、先ずは、トラムの Churchill(チャーチル)駅近くにある David en Alice van Buuren Museum を目指すが、何と開館は14:00と書いてある。仕方ないのでもう1つのお目当て、Horta Museum まで歩くも、ここも14:00から。仕事しろよ!と悪態をつきつつ、これまた仕方ないので、そのままブラブラと歩き、サブロン広場の骨董市なんぞを眺めてからモールシュビトでグースを1杯。
頃合を見計らって再び歩き出す。到着して驚いたが、Horta Museum は、外に行列が出来ている。私たちは然程待たなかったが、出て来る頃には行列が伸びていた。以外と有名なのかもしれない。
それほど期待していたわけではなかったので、入ってみてびっくり。アールヌーヴォー建築家の自宅で世界遺産にも指定されているそうだが、家の造りから装飾に到まで大変素晴らしく、こんな家に住んでみたいと暫し眺め入っていた。
次は、David en Alice van Buuren Museum である。こちらはアールデコ様式の建物で、金持ちだった事が伺える中身であった。庭もなかなか手入れされており、面白かったが、私の好みは、Horta に軍配を挙げる。
さて、本日は最後の晩餐として、知り合いと約束しており、手ぶらでお呼ばれするのも何なので、ケーキ屋さん(いつも名前を出してないことに気付いた。LE SAINT-AULAYE (www.saintaulaye.be) と言う)でケーキと明日の朝のバケットを買い部屋に戻る。
部屋でHanssens の Oudbeitje を飲んでいると、その知り合いから電話が入ったが、何と子供が熱を出したと言う。中耳炎だとのことだったが、先日まではインフルエンザにかかっていたし、大変そうなので、今夜は遠慮することにした。
今年は色々と予定通り行かないねぇ。などと妻と話しつつ、向かいのスーパーへ向かい今夜の食材を購入。猪に引き続き、今度は鹿にしてみた。
先日の猪と同じ要領で調理したが、フェンネルはやめてパプリカにし、ビールもブッシュノエルに代えてみた。それにしても野菜は安い。ポロ葱はでかいのが4本、パプリカも3つ入りで、どちらも0.99ユーロである。日本でこの値段だったら我が家は毎日葱が食卓に登ることであろう。
今回も煮込み用のパックのようであったが、鹿は猪に比べ、ずっと柔らかかった。3フォンテーネンのヒレ肉しか食べたことなかったが、煮込みでも美味しい。
一緒に買って来た Mc Chouffe (750ml)は調理してる間に飲んでしまったので、もらい物の赤ワインで食事。食後はデザートに、さっき買って来たケーキを食べて腹一杯。寝てしまわないうちに日記の整理を行なった。
明日の為に片付けを初めてみたが面倒になり、10:30頃就寝。