2009/11/06(金) ワロンの田舎をドライブ

06:00起床。
今日は大家さんが車でナミュール方面へ連れて行ってくれるというので目覚ましで起きた。
いつも通り、風呂、洗濯、朝食を済ます。昨夜のうちに食べ切れなかったキッシュとサラミ、チーズをカンティヨンのグースで食す。
09:00に出発。最初に訪れたのは、Modave(モダーヴ城)というところ。ベルギー国内に数多くの城があるが、きちんと管理されているところは少なく、ここはその1つらしい。日本語のオーディオガイドも準備されており豪華な城の内装や家具について知ることができる。何でも結婚式を挙げることもできるそうで、かなり観光を意識しているようだ。
ところで、オーディオガイドの冒頭で水道局が管理していると知らされ驚いたのだが、ガイドに沿って観て回るうちに解説があったところによれば、城の下を流れる川の水をブリュッセルまで引いているのだそうで、そうと聞いてなるほどと納得した。
続いてDURBUY(デュルビュイ)という小さな街に向かう。何でも町をあげて観光化に取り組んでいるらしく、カイドブックには必ず紹介されているそうだ。なるほど、シーズンオフの平日だというのに結構な人出で、その一画にある La Saint-Amour という店で食事をする。
ジビエのコースがあったので私と妻はそれを頼み、街の名前そのままの地ビールで食す。ジビエは奇しくも昨夜食べたのと同じ猪であった。食べてみて、昨夜の料理に自信を深めた私である。
デュルビュイの町中を少し散策した後、DINANT(ディナン)へ。ここはサックスを発明したアドルフ サックスの生まれ故郷との事で、町中には至る所にサックスをモチーフにした装飾が見られ、博物館なるものも存在していた(閉っていた)。しかし、サックスが人の名前だったとは知らなかった。
車は、そのまま NAMUR(ナミュール)の街を抜けてブリュッセルに戻り、18:00過ぎに部屋へ到着。休日の一日を楽しむのになかなか良いドライブコースだと感心した。大家さんに感謝。
さて、部屋に戻ったものの、遅めの昼食(しかも量はしっかりあった)のおかげて空腹感はなく、コーヒーを飲みながら日記を整理。
テレビで天気予報でもやってないかと眺めていたが、ちっともやらないので諦めて10:00頃に就寝。