2009/11/03(火) テレビ初出演?

06:15起床。
風呂に入り、洗濯をしながら、パン、サラミ、チーズ、ヨーグルトの朝食をカンティヨンのフランボワーズを飲みつつ済ませると09:00過ぎ。今日はカンティヨンの醸造が行なわれる日なので、お弁当のサンドイッチも作成して準備は万端。トラムに乗ってミディ駅に向かう。
カンティヨンに到着すると、例によってウォートの抽出中であったが、何処かのテレビが取材に来ていて、ウォートをもらって飲んでいる姿とか撮影されていまい、果てには、我々がインタビューを受ける事になってしまった。
当初は、英語の話せる妻だけが対象になっていて、妻が緊張している様子を端から眺めているだけで良かったのだが、そのうち、去年に引き続きホップの投入をやらせてもらえる話になったところで、じゃぁ話すのは日本語でも良いからあなたもお願い。とか言われて、私もインタビューを受ける羽目に陥った。
ホップの投入をやさせてもらっている所を撮影した後で、質問を妻が訳して日本語で答える形を取り、どうしてランビックが好きなのか?とか此に来るのは何回目か?等と質問を受けたのだが、一応真面目に答えておいた。どうせ日本では放映されないから良いだろう。
ところで、ホップと言えば、ランビックはあまり新しいホップを使わないのだけど、カンティヨンでは何時からか知らないが、1年くらい前のホップも少し使っている。
醸造は順調に進み、最後の冷却槽が一杯になるところまで見届ける。今年は他に客も居らず、感動を独占状態で大満足であった。
まだ販売されてない何だかの花を漬けこんだスペシャルビール(ひょっとしたら去年もらって飲んだやつかもしれない。記憶にある味と似ていた)が振る舞われており、名前を聞いても覚えられなかったので書いてもらったところ、ZWANZEというらしい。何回聞いても発音出来なかったが味は素晴らしく、ホップの風味が効いていて力強よかった。
更には、ムーデルランビックがリニューアルオープンしたから行ってくれば?とジョンに電話までしてもらったのでムーデルランビックに向かう。
カンティヨンのドラフトビールを必ず飲めと言われたが、カンティヨンだけでなく3フォンテーネンのグースなんかも樽生状態で置いてあり、ランビックに限らず樽生がこれだけ置いてあるのは珍しいと思う。取りあえずカンティヨンのグースを飲んだ後、妻はカンティヨンのファロを、私はデカムのランビックを飲んだ。
店の雰囲気は今風なので、店そのものは前のムーデルランビックの方が好きだったが、ベルギービール好きなら一度訪れてみても損は無いだろう。カンティヨン意外でファロを飲むことが出来るのも得点が高い。
飲んでるうちに雨がひどくなってきたので大人しく帰ることにしたのだが、トラムの乗り継ぎで待たされてしまい、結構濡れてしまった。傘を持って来るべきだったと今更ながらに後悔しつつ部屋に戻ると20:00になっており、腹は減っていたが作るのも面倒で、コーヒーだけ飲んで日記を整理すると22:00前には就寝した。