もっかいユニホルダーを仕込む。あるいは改造ティッキー7本目

前回に続き、ユニホルダーを仕込みます。

芯ホルダーの場合、チャックの先端をどの程度出すのかによって雰囲気が変わりますが、Sシリーズにユニホルダーを仕込む際、口金の穴を広げてチャックを奥に入れ込もうとすると、Sシリーズのスプリングでは芯をホールドできなくなります。

なので、本体軸の内部を削り広げてユニホルダーのスプリングが入るようにしようと考えました。

試しに、部品どりで分解されて、その後一旦芯ホルダー化されて復活したものの、結局S3の方が良い感じに思われて再度分解されたと言う、鳴かず飛ばずになっているS10で試したのですが、途中まで上手く行っていたのに、ちょっと焦りが出たのか調子に乗ったのか、一気に仕上げようとしてパキっと割れてしまいました。

捨てるのはもったいないし、割れてても接着すれば大丈夫だろうと思い、以前S5をティッキーに仕込んだ手法で仕上げてみたものです。

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何となく流れでこうなったけど、出来上がりは気に入りました

Sシリーズにユニホルダーを仕込む元ネタのTwitter投稿を確認したところ、問い合わせが多すぎて現在その工程についての部分が削除されたようですので、他人のアイデアを解説するのは気が引けるようにも思いましたが、ちょっと詳しく書いておきます。

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ユニホルダーの内部。このチャックを外さないと始まりません

分解3本目で気づきましたが、よくあるラジオペンチの場合、カシメ用の真ん中のくぼみに挟むのがチャックを傷つけず、潰して芯の通りが悪くなることもありません。

チャックを真っすぐ立てた状態で挟み、前後に揺らしつつ上へ抜いていきます(単に真っすぐ抜くのは無理です)

途中、ペンチが滑って上に上がってきますので、こまめに挟みなおしてください。試してませんが、ゴムバンドみたいなのを間に挟むと滑り止めになるやもしれません。(次回があれば試してみます)

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チャックの根本をペンチで挟み前後に揺さぶりながら抜きます

 

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写真がブレてしまいましたが挟む位置がわかるでしょうか

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抜け始めました。

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焦らずやれば、傷もつかず綺麗に抜けます

今回、仕込む予定も無いまま3本のユニホルダーを分解しましたが、いずれもこの方法で綺麗に抜けました。前回はペンチの溝がある部分を使ったので傷だらけになり、何より若干の変形で芯の通りが悪くなって直すのが大変でしたので、今回の方法が良いと思います。

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この出っ張りは綺麗に削り落とします

 

さて、本体部分の加工です。

割れてしまったS10の口金から1.5cmの辺り(測り忘れた)で切り離します。

実はこのS10、口金を他の改造で流用した残り物なので、結局今回使うにも別のS3から口金を流用するという訳の分からない状態。(踏みつけて壊したS3なので有効活用と言えば有効活用)

順番は兎も角、切り取った部品の中と外を削ります。更にティッキー本体も内部を削ります。

ドリルにパイプか鉄芯をセットし、先端に両面テープでサンドペーパーを巻き付けて中を(S10は、この工程、写真撮って無かった)、マスキングテープを巻いて部品をはめ込み、外側切り口近くを削るのです。

中を削るのは丁度良い径のドリル刃があればもっと楽なのでしょう、きっと。

まぁ、何にしてもドリルとかリューターとか、文明の利器があれば作業は楽になるものです。

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ティッキーに入りやすくするため、切り口側を削ります

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ティッキー本体軸も削ります

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こんな感じではめ込んでいきます

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はめ込んだところ(まだ仮組です念のため)

はめ込んで、口金を取り付けると、まだ隙間が...

もう少し削らないと駄目かと思った矢先、この隙間はリングの為にあるような気がしてきました。以前もティッキーの改造で赤いリングを取り付けていますので、思いついた途端「それしかない!」と確信したのです。

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全ての部品が出揃いました

赤いリングは前にも書いた通り、壊れたシャープペンの軸を輪切りにして作りました。もう残っていません。

上の写真をよく見るとS10の部品にハッキリ割れた痕が確認出来ますが。接着するので強度に影響は無いはずです。

なお、どうしてもティッキー本体を削った時に削り口の方が大きくなるので、差し込んだだけだと微妙な隙間が出来てグラつきます。パテ埋めもできるタイプの接着剤でしっかり固めましょう。

おっと、写真を見直して気が付きましたが、黒い芯ケースの部分が左右逆になっており、このまま差し込んでもチャックは固定できない事は言うまでもありませんね。

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後もう一息

一度組み立てると再分解が多分不可能なのでスプリングの長さは迷いました。

上の写真を撮った後も悩んで、結局Sシリーズのスプリングと同じ長さに合わせて切り直しています。

ノック部はティッキーのを被せただけですが、流石にそのままではスカスカなので、マスキングテープを1周弱巻いてから被せました。ノック部にある滑り止めの凹部(ポンチ穴みないなところ)がマスキングテープを巻いていない所に来るよう調整して被せると良い感じです。

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ユニホルダー+S10(またはS5)+ティッキーの芯ホルダーが完成

ユニホルダー、S10(試してみるときはS5でどうぞ)、ティッキーの3本から1本を作り、残った部品に活用の余地が殆ど無い不経済な改造芯ホルダーではありますが、私はとっても気に入りました。芯を出した時のバランスがとっても美しい。

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芯を出していない時はこんな感じ

 芯を出していない時は、まぁこんなもんか。というのが正直なところ(笑)

ユニホルダーを仕込む

ちょっと前の投稿でしたが、TwitterでPILOTのS3をユニホルダーで芯ホルダー化したのが紹介されていたので真似してみました。

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PILOT S3にユニホルダーを仕込む

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なかなか良いバランスなのでは無いかと

ユニホルダーが使えるとは思っていなかったので、見つけた時は目から鱗

S3のスプリングをそのまま使うとことか、よく考えられているなぁと感心しました。

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上が以前作ったやつでFaber-Castellを仕込んだもの

チャックの大きさが好みの分かれる所かな。

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チャックは引っこ抜いた後、本体に通しやすくするため削りました

 一番の注意点はこのチャックを外すところでしょうか。プラスチックの筒に差し込まれており、当然簡単には抜けないのでペンチで挟んでグリグリやるわけですが、力を入れすぎると変形して芯が通らなくなります。私は1本、これでダメにしました。

抜き取ったチャックに芯を通してみて滑りが悪いようなら1000番位の紙やすりを筒状に丸めてバリ取りする感じで中を(間違っても先端の溝を削らないように)軽く削って、更にティッシュで紙縒りを作ってコンパウンドで磨きます。

それでも滑りが悪いようなら、チャックの先端を指で軽く、そーっと広げましょう。

元々分解することは考えられていない部品を無理やり分解するのですから、リスクを伴います。また、S3の中で再組立てしたら、もう分解は不可能だと思った方が良いです。

 

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タジマのすみつけシャープ(1.3mm)にも組み込んでみました

まったくの真似だけでは何なので、応用してタジマのすみつけシャープにもユニホルダーを組み込んでみました。

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芯を出した時、チャックがどの位出てるか、調整で悩むところです

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組み立て前

スプリングは、ユニホルダーのものを3分の2位に切って使いましたが、組み立ててみるとまだ少し長かったようでチャックの動きが硬いです。使用上問題はありませんが、スプリングの長さは半分くらいで良いかもしれません(あるいは、もう少しチャックが中まで入るよう穴を広げるか)。

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今回作った2本を並べてみる

この方法、ぺんてるグラフギア500とかにも使えそうな気がするのですが、本体の内径はすみつけシャープより細いからユニホルダーのスプリングは入らないし、グラフギア500のスプリングはS3より細いし...

うーん、気が向いたら試してみよう。

パワータンクのリフィルをカランダッシュその他で使う

パワータンクのリフィルとは言っても、「ピュアモルト」のシリーズで使われている金属製のやつです。「パワータンク スタンダード」のリフィルは使えそうなボールペンが見当たりません。

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上からパーカー互換、ゴリアット(カランダッシュ)、パワータンク

ペン先はやや細いくらいですので、長さの調節さえ出来れば使えそうに思えました。

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ぶった切ってスペーサーにします

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上がパーカー互換、下がゴリアット

当然ですが、中にインクが残らないよう綺麗にします。作っている時は、ここにパワータンク入れたら、それだけで使えそうな気がしていました。

 

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ゴリアットのオリジナルと長さがピッタリ

最初はカランダッシュ849です。長さは丁度で調整する必要がありませんが、パワータンクが2段階で太さが変わるためオリジナルのスプリングは使えません。結局、その辺にあったノック式ボールペンのスプリングを使い、アクリルパイプを適当な長さに切ってノックできるよう調節しました。

ペン先も少しガタつくので、マスキングテープを1巻きしています。

また、パワータンク胴体部分にはマスキングテープを巻いて、スペーサーの中でカタカタしないよう調整しました。(逆さにして落ちない程度)

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中にパワータンクを仕込んだカランダッシュの出来上がり

好み的にはもう少しペン先を出したいところなのですが、長くするとペン先が収納しきれないので我慢します。

 

 

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パーカー互換は、後ろの部品がはめ込みになっている分長くなります

後から考えれば当たり前なのですが、後ろのプラスチック部品がはめ込んである為、パワータンクが入りきらす、オリジナルより長くなってしまいました。

短いものは長さを足せば良いけど、長いからと言って切ったら使えないしどうしようかと悩みましたが、Bicのクリックゴールドだったら元々パーカー互換では長さ足らないんだし何とかなるかもと思い入れてみたら、何とピッタリ。

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クリックゴールドは、本体無加工でパワータンクが入りました。

無事完成しましたが、だとするとパーカー互換のリフィルを加工する必要は無く、長さの足らない分、他のリフィルみたいに竹串等で調整すれば良いことになります。でも折角作ったので、これはこれで良しとしましょう。

 

 

さて、本家本元のパーカー互換リフィルを使う場合はどうするか。

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後部のプラスチック部品を切り取って長さを合わせます

取りあえず、長さが合えば使えるだろうと思いつつ、パーカー互換の場合、後部の切込みが無いとノックが働かなかったりするので、そこを切り取って長さを合わせます。

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ジョッターにもパワータンクが入りました

オリジナルのスプリングはやっぱり使えませんので、取りあえずクリックゴールドのスプリングを流用しました。

そのためにクリックゴールドを1本犠牲にするのはもったいない場合は、カランダッシュと同じように別のスプリングやパイプを使って調整すれば大丈夫だと思います。(実はまだ試してない)

 

KIKKERLANDとBicクリックゴールドのリフィル入れ替え

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この写真じゃ色具合が分かりにくいかな

先日ベルギーへの旅行中にフラりと入った文具屋さんで見つけたボールペン(1本1.5ユーロでした)。色合いが気に入って購入したのですが、Bicのクリックゴールドに似ています。でも流石に互換性はありませんでした。

KIKKERLANDというメーカーで、調べてみたら日本でも買うことはできるようです。それにしてもその文具屋さん、商品の半数近くが日本のメーカー物だったのには驚きました。

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KIKKERLANDの分解図。作りはクリックゴールドと似ています。

分解したのが上の写真で、クリックゴールドよりリフィルが長めです。作りが似ているので、クリックゴールドの時と同じようにしてリフィルを交換しますが、今回は黒インクにしてみました。

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オートのパーカー型リフィルが丁度入ります

例によって竹串を使いました。適当に切って長さの調節さえ出来ればオッケーで、マスキングテープを巻いてあげると安定します。

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ペン先の出具合は好みで調整

それならば、ということでクリックゴールドにも入れてみます。

同じオートでも良いのですが、気分を変えてジェットストリームにしてみました。

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パーカー型のリフィルが使えるとは・・・何でも試してみるもんです

竹串による長さの調整はカラーのリフィルを入れた時と同じですが、スプリングがそのままでは使えません。オリジナルのリフィルでスプリングが止まる位置より止めが前になるのに加え、スプリングの巻きが細かいのでペン先が出るまでノックボタンを押すことが出来ず、切るか別のスプリングに替える必要があります。

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KIKKERLAND(上)とクリックゴールドのスプリングの違い

結局、別の改造であまったシャープペンのスプリングを流用しました。ノックした感じに好みは出るかもしれませんが、実用上は問題ありません。

あと、金属製のリフィルを入れることで重くなりバランスも違ってくるので、その辺りも好みが分かれる所かもしれません。

まぁ、私の場合はこのペンで長文を書こうという訳でもないので気になりませんけど。

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(当然ですが)外から見たら違いはわかりません

ちなみに、KIKKERLANDに金属製のパーカー型リフィルは入らないっぽいです。内部のスペースがクリックゴールドより狭く、ノックすると詰まってしまいます。(試したのは購入した2本だけですが、多少の個体差はありました)

 

さて、今回クリックゴールドでパーカー型ジェットストリームが使える事を発見した時はちょっと興奮しました。「この中にジェットストリームだぜ、フフフ」とか思いましたが、一般的にはどうでも良いことのようで、妻に見せたら「何が違うの?」とか、軽くスルーされてしまいました( ノД`)シクシク…

 

おまけ

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長さの調節は竹串に限りません

リフィルの長さ調節に竹串を使いましたが、パーカー型の場合、気に入らない人は写真のように細いパイプとかを使っても可能です。(カラーリフィルは細いので、パイプの中にリフィルが入ってしまい長さの調節になりません)

BiCのボールペン クリックゴールドで多色使い分け

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本体はカラフルなのに芯が黒しかないのは寂しい

BiCのクリックゴールドはカラフルな本体が楽しいノック式ボールペンですが、リフィルは黒しかありません。

互換性のあるリフィルもいくらかあるようですが、多色展開しているとは言い難いので、無理やりuniのスタイルフィットやゼブラのサラサセレクトで使われているカラーのリフィルを入れてみました。

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長さの違いは竹串でカバーします

スプリングの受けはテープ巻いただけです。方法は他にも考えられますが、これが一番簡単でしょう。しばらく使ってみましたが若干テープがズレているものの、使用に問題は発生していません。(問題が出たらテープ巻きなおせば良いだけだし)

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竹串は1.3~1.4cmに切って使います

写真に写っているのは1.4cm位です。使用するリフィルと純正リフィルとの長さの差より少し長いのがポイントで、ちょっと言葉では伝えるのが難しいですが、本体ノックボタンのリフィルが収まる部分の内側に一回り小さい穴があって、ここに竹串がすっぽり収まる為に竹串がブレず、リフィルと竹串を固定しなくてもしっかりノックできるのです。

このまま竹串だけでも良いのですが、リフィルの交換や本体上部と下部の組み替えを行う度に竹串が落ちてくるので、切った竹串にテープを巻いてノックボタン内側に固定されるようにします。

テープは0.9cm位(落ちてこなければ良いので写真のテープだと2枚くらい、ピンセットでスッと外せる程度が目安です)リフィルが当たる方にテープが来ます。反対にすると竹串がノックボタンの奥まで入らないので注意してください。

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凄い耐久性は無いかもしれませんが、お手軽にリフィル交換できました

工作は以上です。竹串の長さでリフィル先端の長さが変わるので、好みで調整してください。

 

S10改造 芯ホルダー化

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改造S10 芯ホルダー

PILOTのS10を芯ホルダーに改造してみました。

改造ネタとしてはS20の方が多いようですが、値段が高いのでいきなり挑戦する気にはなれませんで、取りあえずS10で試してみました。やってみたくなったら改めてS20に挑戦するかもしれません。

仕込んだのは、Faber-CastellのTK9400です。口金の穴はあまり広げず、チャックが長めに出る感じで仕上げましたが、この部分は好き好きだと思います。まぁ後から削り増しするのは簡単なので、様子見ということで。

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組み立て前

改造のキモは口金で、口金さえ削れば後は簡単です。本体の口金を締めるネジになっているところもチャックが通るよう削らないといけないので、口金付けたまま一緒に削ってしまいました。

Faber-Castellの芯ホルダーは本体内部にバネを受ける部分が必要ですが、S10の芯タンクの中をFaber-Castellのパイプが丁度良い具合に通ることを発見しましたので、S10の芯タンクの先端を切り落とし、適当な長さ(後で測ったら6.3㎝でした)に切ってスペーサー兼バネ受けに使います。(間違っても後ろから切らないように。S10内部の奥まで入らなくなります)

ノックボタンを活かすため芯タンクの後ろを切ってパイプにテープを巻いて適当に固定しますが、消しゴムは諦めましょう。芯ホルダーのパイプを切れば消しゴムを入れるスペースを確保できそうな気もしますが、パイプとノックボタンを固定する部分が短くなって固定しにくいと思います。

以上で完成ですが、写真を見て気付いた人も居るでしょう。S10no改造と言いつつ口金がS10のものではありません。

以前ティッキーを芯ホルダー化した際、口金だけ使ったS10なので、口金の為だけにまた1本買うのも何だと思いS3のを流用しました。S10はグリップに合わせてつや消しになっているので、改めて見るとやっぱり違います。

 

そんな訳で、もう一度分解してS3に組みなおします。

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S3も芯ホルダー化

もちろん口金をはめる所の穴は同じように広げる必要がありますけど、今回は接着という工程が無かったので簡単に組みなおしできました。

やってみたら意外とカッコいいので、こっちを使おうかと思案中。

改造ティッキー S5との融合

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PILOT Sシリーズの口金はオリジナルよりかっこいいんじゃなかろうか

再びティッキーです。

芯ホルダー化した時にS10の口金を流用しましたが、その際「ティッキーにS10の口金って良いな」と思いましたので作ってみました。(今回使ったのはS5ですが)

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要するにマッキーのシャープペン化と同じ要領です

グリップを取って適当な長さ(1~1.5cm位かな。測るの忘れました)で切りシャープ機構を抜き取りますが、そのままでは抜けないのでペンチで軽く挟んで本体を割ります。(簡単にパキパキとひびが入ります)

グラつかない程度の硬さで収まるよう具合を見ながらティッキー本体内部とS5の本体を削ってやり、接着剤で固定して完成です。内部機構のパイプはティッキーとほぼ同サイズなのであまり苦労しません。

写真奥に写っているのは1.3mm芯のぺんてるマークシートシャープで、試しにやってみましたが、やっぱり口金はS5の方がかっこよいのでやってみただけに終わりました。

なお、ちゃんと削らずにグリグリ押し込むとティッキーが割れます( ノД`)シクシク…

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実用上問題はありませんでしたが、焦って押し込むのはやめましょう(笑)